私は以前、精神科病院に相談員として勤めていました。
患者様が病院を訪れた際、最初に患者様と関わるお仕事です。
診察の前に、受診されるご本人様やご家族様と面談を行いカルテを事前に作成。
「今気になる症状」「その症状が出てきた時期の過去の出来事」「家族構成」その他の既往歴などを聞き取ります。
ご本人様、ご家族様がうまく言葉にできない想いにも、たくさん寄り添いながら向き合ってきました。

そうして病院で患者様と関わっていくなか、年々強く感じるようになったことがあります。
それは、「言葉・行動・お薬などとは全く違う存在が患者様の回復に大きな後押しをしてくださっている」ということです。
この「全く違う存在」が何なのかを求めて、アロマやリラクゼーションを学び、その内容を全国の学会で発表してきました。

そしてさらに見えない領域の探究の末、私はヒーラーとして活動することにしました。

「存在エネルギー」という言葉をご存じでしょうか？
本来の私らしさを想い出す時に発動するエネルギーを、私は「存在エネルギー」と呼んでいます。

私の存在エネルギーには

• 私はいつも大いなる存在に頭を下げるように生きていたい
• いつでも感謝の祈りが内側から湧いているような生き方をしたい

なども含まれます。

この存在エネルギーは人それぞれで、同じものは一つもありません。

Healing Famililyで行っている「自身の物語を想い出すセッション」の目的は、この存在エネルギーを想い出すこと。
自分の存在エネルギーを想い出すことで、過去の全ての出来事の辻褄が合うようになります。

自分自身の存在エネルギーに気づき、繋がることで、ずっと抱えていた葛藤への不快感（感覚）がガラリと変わります。

表面的な出来事（葛藤）はどうでもよくなり、その奥にある素晴らしいエネルギーを同時に感じるので、同じ葛藤を前にしても「なんて美しくて素晴らしいことなんだ」というふうに捉えることができます。

あんなに「嫌だ…」と思っていた葛藤の現状が「なくてはならないくらい価値ある出来事」の一つに変わるのです。